大切な時間をムダにしないために。
怪しい物件広告をサクッと見抜くコツをまとめました。
はじめに:なぜ「おとり広告」は存在する?
インターネットで賃貸検索をしていると、相場から大きく外れた“お買い得”に見える物件が出てくることがあります。残念ながら、多くは「おとり広告」です。来店を促すために、実在しない条件や特殊事情を伏せたまま掲載されているケースが典型です。
おとり広告の大きな2パターン
① 明らかに相場よりも安い
見分けやすい反面、つい期待して問い合わせてしまう方がいるのも事実。
- 例:同じエリア・広さ・設備で、築20年前後が相場なのに、同予算で築3年がヒットする 等
- 相場と大きくズレている場合、ほとんどはおとり広告。
稀に実在しても事故物件(心理的瑕疵等)である可能性が高いです。
② 少しだけ相場より安い
プロでも慎重に見ます。素人判断は難易度高めです。
- 例:Aマンションの相場が7.0万円前後なのに、6.5万円〜で掲載。
- 一見「あり得そう」に見えるため、実在確認が不可欠です。
注意:怪しいと感じたら、その広告を出している業者へは安易に問い合わせないのが得策です。
よくある“来店後の説明”3パターン(実在しないための言い訳)
- 「この部屋で心理的に嫌悪される出来事があったようです…」
- 「入居後◯カ月だけキャンペーン家賃で、以降家賃3万円アップです」
- 「本日先約が入ってしまいました…」
こうして興味を削ぎ、別物件へ誘導するのが常套手段です。
実害を避けるためのシンプル解決策
気になる物件があれば、その物件ページのURLを当社に共有してください。
「実際に募集があるか」を即チェックし、条件の真偽や落とし穴まで解説します。
小さなコツ:疑うポイント・質問例
- 同条件で明らかに築浅/広い/設備豪華→ 相場比較を。
- 家賃だけ不自然に安い→ 管理費・更新料・解約金の条件を確認。
- 写真が少ない/同じ写真を使い回し→ 実在確認を依頼。
- 「詳しくは来店後」→ 先に書面・URLで根拠提示を依頼。
まとめ
- 相場とかけ離れた条件はおとり広告の疑いが濃厚。
- 少し安いだけでもプロの目視確認が安全。
- URLを送っていただければ、当社で真偽確認します。
※この記事は一般的な注意喚起を目的としたもので、特定の企業・物件を指すものではありません。